電子ブロックEX-150は電子回路の教材として誕生し、あらかじめ電子部品や配線が組み込まれたブロックを並べることで電子回路を組んで実験が行える電子玩具です。
初期の電子ブロックは、DRシリーズ [1965年] とSRシリーズ [1968年] を発売し、その後、ブロックの抜き差しが容易なSTシリーズ [1971年] へ改良されました。
さらに、学研が業務提携、STシリーズをより洗練したことで生まれたEXシリーズ [1976年] は、そのアーミー色漂う硬派な箱のなかにを、かわいらしい薄緑色の透明なブロックが整然と並ぶ姿が近未来的な感じで、玩具のなかでも秀逸で恒久的なデザインになったとおもいます。
EX-150では実際に150の電子実験をおこなえ、プログラミングの楽しさをブロック遊びを通じて行うことができます。
2002年にEX-150復刻版として発売、さらにその復刻版オリジナル拡張キットとして「拡張キット光実験60」が発売されました。2008年にはEX-150新装版を発売し、2014年には、「復刻新装版 学研電子ブロック EX-150」を発売しています。
EXシリーズの最上位機種は、EX-150にシンセサイザーユニットを同梱して31の回路図を追加したEX-181で、さらにFMユニットが追加で販売されているので、回路図の数は計191回路となるものもあり、こちらは私もいつか手元に置いておきたい一品です。
コメント